いつもお読み頂き、誠にありがとうございます。
２０時から
中１の卓球少年に
英会話を
教えているのですが、
その彼が、
「今日、これが終わったら
お兄ちゃんとケバブを
買いに行くんだ」
と言ってきたのです。
「ケバブって
あのサンドイッチみたいなやつ？」
と私。
「そうそう」
と彼。
「あれ？
そんなの買える店
この辺にあったっけ？」
と私は尋ねました。
「そうなんだよね」
と彼。
「駅前にあるらしいんだけど」
私は
「え～？あったっけ？」
と納得が
行かなかったのです。
当人も同様で
「俺も知らないんだけど
お兄ちゃんが行くって言うから・・・」
と彼。
「でも正直、
あまり気が進まないんだよね」
と沈んだ声で
彼は言いました。
「お兄ちゃんの友達、
マジで怖いし・・・」
私は、
その話を
聞きながら、
ずっと駅前の
様子を
頭に
映し出して
いました。
でも、
全然出てこないので
「ネットで調べるか」
と言って、
パソコンのキーボードを
叩きました。
そうしたら
「Darvish」
と出てきたのです。
「何じゃこりゃ」
彼と私が
ハモりました。
「あ～、あのラーメン屋の近くか」
と私。
我が家は
ケバブが
大好きなので
家の近くに
出来たのであれば
行かない訳には
行きません。
私自身が
行きたくて
ウズウズしました。
「後で吾輩も行ってみるよ」
と彼に言いました。
授業が２１時に終わり、
中１の卓球少年は
家路につき、
私は早速
ケバブのお店を
探しに
足早に駅の方に
向かって行きました。
駅の近くまで来て、
ネットに
出ていたラーメン屋を
見つけ、
「この辺のはずだけど・・・」
と独り言を
言いながら
辺りをきょろきょろ
見渡すと
小さいスペースのお店で
上の看板に
「Darvish」
と書いてありました。
メニューには
「チキンケバブ」
とあり、
「持ち帰り・・・５００円」
とあり、
思わず、
「安い！いいぞ！」
と心が
踊りました。
その下にも
「学割・・・４５０円」
と書かれていました。
私は
「よっしゃ、
子供たちに
買いに来させよう」
と考えていました。
外から中を見ると
誰も見えなかったので
窓ガラスを
ノックしたら
外国人の
店主が出てきて
「何にしますか」
と日本語で
聞いてきました。
店主はすぐに
「中にお入りください。
寒いでしょうから」
といい、
ドアを開けてくれました。
「ありがとうございます」
とお礼を
言って中へ。
それから
店主は
手際よく
ケバブを
作り始めました。
私は
それを
観ながら、
「お兄さん、どちらから？」
と聞きました。
店主は
「イランです」
と答えました。
私は
「へェ～、イランですか」
「日本は長いんですか？」
と矢継ぎ早に
質問しました。
彼は
「長いですね。
１９９１年からです」
と。
「そうなんですね」
と私。
私は
中３の時に
父の仕事の関係で
エジプトに行ったのですが、
ちょうど、言っていた時に
イランから
パーレビ前国王の子供が
エジプトに
逃げてきていたのです。
（私は話をしたことはありませんが）
それから
店主より
「イラン革命」
の話を聞いていた最中に
フッとひらめいたのです。
「あっ！元日ハムのダルビッシュ有
のお父さんってイランの方でしたよね？」
店主は
満面の笑みを浮かべて
「そうですね」
私は
「Darvishって結構ある名前なのですね、
イランでは？」
と聞くと
「そうなんです」
と店主。
そんな会話をしている間に
ケバブはできていました。
私は、
意気揚々と
帰っていきました。
えっ？
味はどうだったかですか？
それが、
とても
ボリュームが
あって
「大満足」
でした。
今日はここまでです。
また会いましょう。
（ごめんなさい！
今日はオフです！）
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■編集後記
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日、超激務で全く時間がありませんでした。
すみません！
ご感想・ご意見は、お気軽にくださいね♪
では、またお会いしましょう！！ （victorygakuin）
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