~ can’t と cannot とcan not の違いって何???~ |「中学校で勉強する文法で英会話ができる」

「実はね、Canの否定形には、Can’t だけじゃないんだよ」

講師が塾生に
説明していました。

「塾頭は、当然、cannotとcan notの違いはお分かりですよね?」
と突然、
講師の先生から
振られました。

私は
別の場所で
別の生徒を教えていたので
突然、
飛んできた話に

「えっ?何?聞いていなかった」
と言い、
キョトンとした
フリをしていましたが、

「嫌な予感」
がしていました。

「塾頭は、cannotとcan notの違いはお分かりですよね?」
と再度
問いかけを
してきたので、

私は、
「う、うん」
と返答しつつ、

頭の中では
「ええええ?
中学校では、
Can’t と
can notは
同じって習ったじゃん」
と叫び、
「何じゃ?cannotって?」
とグルグル
回転していました。

講師の先生は
「ほら、塾頭はご存知だよ」
と言いながら、
Can の否定について
塾生に
説明していました。

しかし、
私に
問うてきた
「cannotとcan notの違い」
については
説明しませんでした。

私の中では
モヤモヤ感
がだんだんと
膨れ上がり、

「知らんぞ!!
そんなもの・・・」

と心の中で
つぶやいて
いました。

そして、
授業が
終わった後に

すっかり
お友達に
なっている

学研の
『スーパーアンカー英和辞典』
を引きました。

「Can」
を引いても、

否定的な文には
「Can’t」
が使われており、

「cannot」
はありませんでした。

次に、
「cannot」
を引くと、

「助動詞 canの否定形」
と書かれており、

そのまま、
読み進めると、
「語法(1)否定を強調する場合などにcan notと
つづることもあるが、普通はcannotとつづる」
と記載されていました。

「あれ???そうだっけ」
と思いながら、
40年前に
英語の授業で
どう習ったか、
など
思い出せるはずもなく、

教室にある
参考書を
色々
見ても

「cannot」
だけしか
書いていないものも
あれば、

「cannot」と「can not」
両方使ってもよい、
と書かれたものも
ありました。

しかし、
ほとんどが
「cannot」
を使っていました。

「今まで
全然
気づかなかった」

と汗が
背中を
流れました。

「思い込み」
って怖いですね。

自分が
「知っている」
つもりでいる
ために

「新しい情報」
を自分に
取り込もう、
としなくなる
のです。

では、
もとに
戻って、

「can’tとcan notとcannot って何が違うの???」

ですが、

「can’t」
は、
「cannot」

「短縮形」
であることは、

間違いないです。

但し、

「常に」
入れ替えが
可能か、
というと

「そうではない」
のです。

あなたも
ご存知のように
「未来形」
の場合、

「be going to」

「will」

入れ替え可能、
と学校で
習いましたね。

それと
同じように
「can’t」

「cannot」

できないのです。

例をあげますと、

普通の肯定文は、

I can’t play tennis.

I cannot play tennis.

とできます。

疑問文になると・・・

Can’t you go shopping?
(買い物に行かれないの?)

とは言えても、

Cannot you go shopping?

とは書けません。

そして、

「can notとcannot って何が違うの???」
ですが、

「cannot」

「1語」
なのに対し、

「can not」

「2語」

見なされるのです。

この差が
文にした時に

「微妙な」
意味の
違いを
生むのです。

例をあげます。

(1)「You cannot go outside.」

(2)「You can not go outside.」

では、

どちらも
一見すると

「あなたは外に出ることができない」
と訳しそう
ですが、

(1) の方は、
その通りにか
訳せないでしょうが、

(2) の方は、

「You can」

「not go outside.」

別々に
訳しますと、

「あなたはできる」

「外に行かないことを」

なり、
「あなたは外に行かないこともできる」

つまり、

「あなたは外に行かなくてもいい」
みたいな
あいまいな
解釈も可能なのです。

つまり、
2通りの
解釈が
きてしまう
可能性があります。

なので、

Canの否定文は、

「cannot」
を使いましょう!!

とは、
言いながら、

実際の
会話では、

否定の
「強調」
があります。

例えば、

「I don’t want to go outside.」
(発音:アイドンウォナゴウアウトサイド)


「私は外に行きたくない」

言えますが、
それを

「I do NOT want to go outside.」
(発音:アイドゥノットウォナゴウアウトサイド)

「ノット」
を強く
言うことで、

「行きたくない」

強調されます。

これが
Can NOT
にも
当てはまります。

いかがでしたでしょうか?

今回も

「簡単!!!」

でしたでしょ?

難しい単語は
なかったかと
思います!!

どれも中学校で
習うレベルです!

「そうなのです!」

「簡単なのです!!!!!!」

私がこのメルマガを通して
お伝えしようと
思っていることは

「中学校で習う文法で英会話ができる」
なのですが、

今回の話を
お読み頂き、

どのように
感じましたか?

本当に
あなたの中には
「英語」
という
「財産」

眠っているのです。

あとは、
毎回
お伝えしている通り

「アウトプット」
(発話練習!!!)
するだけです。

英語で
質問されて

それを
英語で返答する、

この練習を
繰り返すだけ!!
です。

何度も言いますが、
あなたの中には
「英語」
という
「財産」が
眠っているのです。

ぜひ、
それを
掘り起こして

「使える」
ように
して行きましょう。

あなたの人生が
「劇的に」
変化するかも
しれません!!

あなたが
英語をペラペラ
話している姿を
想像してみて下さい。

ワクワクしませんか?

今日はここまでです。

ご感想・ご意見は、お気軽にくださいね♪
では、またお会いしましょう!!            (victorygakuin)

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