ヒヤリングの上達のポイント「連結」

こんにちは。いつもお読み頂き、ありがとうございます。

ところで、あなたは外国人と話をしたことはありますか?

自信満々で外国人に話しかけてみたが、全然聞き取れなかった(汗;)という

経験をしたことはありますか。

最近は中学校でもヒヤリングをやっているので、自分は聞き取れると思っていたが…
ということもあったと思います。

そうなんです。

中学校では、ネイティブも「ゆっくり」と「はっきり」と発音してくれます。

だから、聞き取れるのですが、ナチュラルスピードになるとそうはいきません。

彼らは「はっきり」と発音せず、

「連結」して発音したりするのです。

「連結」

「連結????」

なんじゃそりゃ??

ですね。

例えば、簡単な英文で。

「I have an apple.」

これはどう発音しますか?

「バカにしないでください!」

「アイ ハヴ アン アプル」

に決まっているではないか!!

とご立腹になられているかもしれませんね。

「a」の連結

でも、こんな文でもネイティブが発音するとこうなります。

「アイハヴァナプル」

「????」ですよね。

そうなんです。「アップル」という音がどこにも出てきません。

「an」と「apple」の「n」と「apple」の最初の「a」が

「連結」しているのです。

「have」と「a」も同じです。連結しているのです。

だから、想像していた単語が出てこないので、
「何を言っているのかわからない!!(汗;)」
となってしまうのです。

でも実際の日常会話では、このような連結は頻繁にされているので、
要注意です。

原則として、単語が子音で終わって、次の単語が母音で始まる場合、
その子音が2つの単語をくっつけて、その子音が次の単語の最初に来るような
感じで発音されるのです。

例えば、「これは本です」と英語で言うとどうなるでしょうか。

This is a book.

学校では、これを1つ1つ単語を区切って発音させますね。

「ディス イズ ア ブック」と言わせると思います。

しかし、ネイティブスピーカーは連結を使い、

「ディスィザブック」といいます。

これを「連結」があることを知らないで、聞いたままを書いてみると「the」と書き込んでしまうのです。

「is」と「a」がくっついて「イザ」となっていることに気が付かないのです。

「u」の連結

次の例です。

自分たちが公園で数人で遊んでいる時にクラスメイトが通りかかったとします。

あなたは、「こっちに来て、一緒に遊ぼう」と言います。

これを英語で言うと、

「Come and join us.」

といいますが、どのように発音すると思いますか。

「カム アンド ジョイン アス」

と中学校では発音すると思いますが、

ネイティブが発音すると

「カマン ジョイナス」

という風になります。

この「ジョイン」と「アス」が「連結」して

「ジョイナス」となるのです。

新宿に「ジョイナス」というデパートがあると思いますが、

ここから来ていると思います。

「i」の連結

では、次に「i」の連結の例です。

簡単な例では、

「Is this a book?」(これは本ですか)

に対する答えで、「はい」と答える場合、どうなるでしょうか。

そうですね。

「Yes, it is.」(はい、そうです)

となりますが、発音がどうなるかというと、

「イエス、イト イズ」

とはなりませんね。

「イエス、イティズ」と聞こえるはずです。

「No, it isn’t.」(いいえ、ちがいます)

の場合も、「ノウ、イティズント」と聞こえるはずです。

「e」の連結

続けていきましょう。

「e」の連結ですが、

「あれはゾウです」と言ってみましょう。

だんだん要領が分かってきていると思います。

「That is  an elephant.」ですね。

発音は、

「ザット イズ アン エレファント」

は学校の英語ですよ。

ネイティブスピーカーは、

「ザティズアネレファント」といいます。

「That」と「is」も連結させます。

「an」の「n」と「elephant」の「e」をくっつけて、「ネ」と発音するのです。

「o」の連結

最後に「o」の連結です。

「あれは古いお寺です」を英語で言うと、

「That is an old temple.」となりますね。

これを発音すると、どうなるかというと、

「ザット イズ アン オールド テンプル」

とは言いませんね(笑)。

どうなるでしょう?

上のゾウの例と同じように、

まず「That」と「is」を連結させます。

「an」と「old」を連結させて、

「アノウルド」と発音します。

「ザティズアノウルドテンプル」となるのです。

今回は、中1レベルの英文を使って見ましたが、

実際の会話ではもっともっと出てきます。

この「連結」のことを知っているだけで随分違ってくると思いますよ。

英語を人生の武器にするためには、この発音のテクニックをマスターすることは必須です。

今日はここまでです。
また会いましょう!
____________________________

中学校で習った英文法で英会話はできます。

ご興味のある方はご登録下さい。(無料)

中学校英文法で英会話ができる!
お名前(姓)
メールアドレス(必須)
Powered by メール配信システム オレンジメール

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする