~「乗る」って、どっち?~ |「中学校で勉強する文法で英会話ができる」

(生徒)「先生、分かりません。」
生徒が挙手をして
先生を呼びました。
(先生)「どうした?」

先生が生徒の方に
歩いていきます。

生徒は先生の方に
振り向いて、

(生)「英作文なんですけど・・・」
(先)「うん、どうした?」

(生)「私は明日電車に乗るつもりですって、
   どう言うんですか?」
(先)「どう思う?」
(生)「う~ん・・・」

(先)「何て書いたの?」
(生)「それがまだ書いていないの」

(先)「何を悩んでいるの?」
(生)「動詞が、「ride」なのか「take」なのか・・・」

(先)「なるほどね。」
先生がニコニコして
生徒に話します。

(先)「じゃあ、聞くね。質問するよ」
(生)「うん」

(先)「馬に乗る、はどっち?」
(生)「ride」

(先)「ピンポーン!いいぞ!」
と言いながら、
「いえ~ィ」と言って
生徒とハイタッチ。

(先)「じゃあ、次。自転車は?」
(生)「ride」

(先)「ピンポーン!いいぞ!」
と言いながら、
「いえ~ィ」と言って
生徒とハイタッチ。

(先)「じゃあ、バイクは?」
(生)「バイクって、今言ったじゃん。」

(先)「えっ?言ったっけ?」
(生)「今、言ったばかりじゃん、先生!!」

驚いた先生は少し考えて、

(先)「あ、なるほどね」
(生)「分かった、先生?」

(先)「分かったよ。君が間違えていることを」
(生)「えっ?どういう事?」

(先)「日本語のバイクは、英語でmotorbike(発音:モウタバイク)
とかmotorcycle(発音:モウタサイクル)って言うんだ。」

続けて
(先)「日本語の自転車が、英語のbike(発音:バイク)だからね」
(生)「そうだったんだ」

(先)「ちなみに先生が中学生の時は、
   自転車は「bicycle(発音:バイシクル)」って
   習ったんだ」
(生)「ふ~ん、そうだったんだ」

(先)「じゃあ、ここで豆知識ね」
(生)「なになに?」

(先)「さっき言ったけど、自転車は「bicycle」っていうけど、
   一輪車は何て言うと思う?」
(生)「え~っ!?一輪車????」

生徒が大きな声で唸りました。
(生)「そんなん知ってるわけないじゃん」

(先)「じゃあ、ヒントね」
(生)「うん。」

(先)「自転車は「2輪」なので、「bi」がつくんだ。
   2つのサイクルってことで。」
(生)「それだけ?わかんないよ。もっとヒント!」
(先)「それじゃあ、一角獣って英語で何て言うの?」

(生)「はああ???一角獣???なんじゃそりゃ?」
(先)「ほら、頭に角が生えている奴だよ」

(生)「ああああああ!出てきそうで・・・・」
(先)「何何何???」

(生)「えええええっと、ユニコーン・・・だっけ?」
(先)「おおお、スゴイ!ピンポーン!!」
と言いながら、
「いえ~ィ」と言って
生徒とハイタッチ。

(生)「なんか、メッチャうれしい!!」
(先)「ということは、一輪車は英語で?」

(生)「ユニコーンサイクル!ってことでしょ!」
自信満々に言いました。

(先)「ブッブー。コーンは「円すい」のことだから、
   それを抜かして言ってみて」
(生)「えっ、何?ってことは「ユニサイクル」ってこと?」
(先)「その通り!!」

(生)「やったね」
(先)「まだ、続きがあるんだよ」

(生)「まだ、あるの???」
(先)「うん。三輪車は英語で何というと思う?」

(生)「今度は「三輪車」かい・・・」
(先)「これはできるんじゃね」

(生)「ええええ、本当~?」
(先)「一輪車はunicycleだったでしょ。
   二輪車はbicycleだったでしょ。
   じゃあ、三輪車は、何サイクルでしょうか?」

(生)「何サイクル???」
(先)「そうそう」

(生)「セオサイクル!!」
(先)「ブッブー!!それは自転車屋の名前!!!」(爆)

(生)「ヒント~!!」
手を挙げながら
要求してきました。

(先)「しょうがないなぁ」
と顎を指で
かきながら、

(先)「三角形って英語で何というか知っている?」
(生)「三角形???今度は三角形???知りませ~ん」

(先)「早!!ちょっとは考えようよ!」(;^_^A
(生)「え~、面倒くさ~い。考えるの疲れた~!」

(先)「まったくもう~!」
生徒の机の前を行ったり来たりしながら、
(先)「角って英語で何という?」

(生)「角???」
生徒は目をパチクリさせています。

しかし、
突然、
「分かった!トライアングルだぁ!」

これには
先生も驚き、

(先)「ピンポーン!いいぞ!」
と言いながら、
「いえ~ィ」と言って
生徒とハイタッチ。

(先)「そうなんだ。三角形は角が3つあるから
   トライアングルなんだ。つまり、トライは3」
(生)「なるほどね~」

(先)「で、なんだっけ?随分、脱線したみたいだけど」
(生)「えっ?だから、三輪車でしょ?」

(先)「そうでした。そうでした。
   だから、これを踏まえて三輪車は英語で何という???」
(生)「えっと・・・」

目線を上にして考えている生徒。

(生)「分かった!そういうことか。」
(先)「何々?分かったの、答え?」

(生)「トライサイクルってことでしょ!?」
それを聞いた先生は
意地悪く
(先)「ファイナルアンサー???」
とゆっくり言いました。

(生)「ファイナルアンサー!!」
自信たっぷりに答えました。

少し、「間」を置いて
(先)「ピンポーン!いいぞ!」
と言いながら、
「いえ~ィ」と言って
生徒とハイタッチ。
(先)「すごいね!」

2人とも「ふー」と息をつきました。

(先)「あれ?それで英作文、どうなったっけ??」
(生)「それですよ!!それ!!先生!!

(生)「結局、「電車に乗る」って何て言うんですか、英語で?」
(先)「おおお、そうだったね」

先生は思い出したように
話始めました。

(先)「馬、自転車、バイク、一輪車、三輪車、全て「ride」です。
   これらに共通していることは何だと思う?」
(生)「共通していること???」
と言って、また、「う~ん」と唸り始めました。

しかし、すぐに
(生)「またがることか!」
(先)「ピンポーン、それです!!」

(先)「電車、タクシー、飛行機などの他の乗り物は
   またいで乗らないので、「take」です。」
(生)「なるほどね。分かりました!」

(先)「それに「take」には「利用する」という意味があるんだ。
   そこから交通機関に乗る、という意味に取られているんだよ」
(生)「分かりました。ありがとうございました。」

いかがでしたでしょうか。

「タクシーに乗りたい」
と言いたくて

「I want to ride a taxi.」

言ってしまったら、

相手は、
タクシーの上に
またがって

乗っている
あなたを
想像するかもしれません。

それでも
相手は
あなたの言いたいことを
理解してくれます。

いちいち
あなたの間違いを
「指摘」することも
ないでしょう。

私がこのメルマガを通して
お伝えしようと
思っていることは

「中学校で習う文法で英会話ができる」
なのですが、

今回の会話を
お読み頂き、

どのように
感じましたか?

本当に
「普通」の
会話だった
と思いますが、

難しい
単語など
なかったでしょ?

その程度
なのです!!

あとは、
毎回
お伝えしている通り

「アウトプット」
するだけです。

英語で
質問されて

それを
英語で返答する、

この練習を
繰り返すだけ!!
です。

あなたの中には
「英語」
という
「財産」が
眠っているのです。

ぜひ、
それを
掘り起こして

「使える」
ように
して行きましょう。

あなたの人生が
「劇的に」
変化するかも
しれません!!

あなたが
英語をペラペラ
話している姿を
想像してみて下さい。

ワクワクしませんか?

今日はここまでです。

ご感想・ご意見は、お気軽にくださいね♪
では、またお会いしましょう!!            (victorygakuin)

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