中学の英文法のやり直し meet と see の違いについて |「中学校で勉強する文法で英会話ができる」

こんにちは。いつもお読み頂き、誠にありがとうございます。

「meet」と「see」の違いについて、と題に書きましたが、

あなたは、「そもそも、「meet」は「会う」で、「see」は「見る」で意味がちがうじゃん」と思われたかもしれません。

確かに「その通り」なのです。

しかし、このような文を聞いたことはありませんか。

「Nice to see you.」

「Nice to meet you.」

「聞いたことがある」という声が聞こえてきそうですが、

では、

これらの文の「違い」は何ですか?

とお聞きすると、

「えっ?どちらも会った時に使うのでしょ?」

と言われそうです。

それも「その通り」なのです。

が、

「いつ」会った時に使われるのでしょうか。

会うタイミングによって違う「see」と「meet」

実は、その会うタイミングによって使われる単語が違うのです。

「初対面」で会う時には

「Nice to meet you.」と言い、

(初めまして)

「初対面」で別れる時は、

「Nice meeting you.」と言います。

(お会いできて良かったです)

「2回目以降」会う時には

「Good to see you.」と言い、

(お会いできてうれしいです)

「2回目以降」別れる時は、

「Nice talking to you.」と言うフレーズをよく耳にします。

(お話しできてよかったです)

もちろん、例外もありますが、挨拶ではこのように使い分けます。

これを間違えて、初対面なのに

「Good to see you.」と言ってしまうと、相手に

「以前、会ったっけ?」という印象を与えてしまいます。

逆に以前会ったことがあるのに

「Nice to meet you.」と言ってしまうと、

「1度あったのに、忘れられているな」と相手に思われてしまうかもしれません。

たとえ間違えて言ったところで、大きなトラブルにはならないと思いますが、

「英語を人生の武器にするために」は間違えないようにしましょう。

時間や場所を決めて会う場合には

如上の「挨拶」以外での「meet」と「see」の使い分けですが、

日本語にもなっている「ミーティング」は「meeting」から来ています。

つまり、お互いに、もしくはみんなで決めた場所や時間に会う時には、

初対面でなくても「meet」と使います。待ち合わせる時に使います。

イメージとしては、1点に集まるイメージです。

見知らぬ人に「ばったり会った」という場合には

他にも、「ばったり会った」という場合にも使います。

例えば、あるパーティに参加したら、感じのいい人に「出会った」という場合には

「I met a very nice gentleman at a party.」

と言えます。

この場合は、1点に集まるというよりも「一方向」的なイメージになりますが、

「meet」なのです。

一方的に会いに行く時には

「一方向」という意味では「see」がよく合うと思います。

例えば、「両親に会いに行く」「医者に行く」「パンダを見に行く」

「This weekend, I am going to see my parents.」(今週末、両親に会いに行くよ)

「Why don’t you go and see the doctor.」(医者に行ったらどうですか)

「We are going to see the panda at Ueno Zoo.」(上野動物園のパンダを見に行くよ)

がよく使われます。

「見かけた」場合には

また、例えば、ショッピングセンターに行ったら、友達を「見かけた」場合も

「see」を使います。

「I saw Ken at the shopping mall in Koshigaya last Saturday.」

(先週土曜日に越谷のショッピングモールでケンを見たよ)

異性との付き合いには

高校生や大学生の間でよく耳にするのが、「異性との付き合い」ですよね。

この場合も「see」が使われます。

「Ken is seeing Junko lately.」(最近、ケンはジュンコと付き合っている)

これは、かなり聞きます。

「久し振りだね」には

あと、「久し振りだね」と友達に言う場合

「Long time no see.」

と言われますが、ネイティブスピーカーは、このフレーズよりも

「I haven’t seen you in a while.」

「I haven’t seen you for ages.」

「I haven’t seen for a long time.」

などを使い、もっと短く言う場合には、

「It’s been a while.」

「It’s been ages.」

「It’s been a long time.」

を使います。

別れの挨拶にも

別れの挨拶でも「see」が使われます。

「See you.」(じゃあね)

「See you later.」(また、あとでね)

「See you tomorrow.」(また、明日ね)

などなど、「see」の場合には、初対面ではない意味が含まれているので

知り合いになれば、これらの表現が使われます。

今日はここまでです。
また会いましょう!
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